III し尿・排水

116.新しい排水用重金属処理剤の特長と適用事例

発表者  東ソー(株)  服部 正寛

水銀に関する水俣条約の施行を受け、排水処理分野においても水銀の自主基準を強化する施設が増加している。しかし、排水用重金属処理剤として普及している従来剤では、自主基準に対応できないケースや排水処理速度が遅いといった「処理性能」に改善が求められている。また従来剤は、排水処理時に有毒な硫化水素ガスを発生する「安全性」に欠点がある。筆者は、「処理性能」と「安全性」を両立した排水用重金属処理剤を開発したので、その特長と適用事例について紹介する。

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(最終更新日:2019/11/09)