IV 産業廃棄物

122.三重県桑名市源十郎新田事案における油汚染の実態及びポリ塩化ビフェニルの油への拡散について

発表者  三重県  片山 裕規

三重県桑名市源十郎新田事案は、河川区域に位置する産業廃棄物の埋立地から周辺に油分が拡散し、河川に滲出した事案である。滲出した油からは、ポリ塩化ビフェニル(以下「PCB」という。)が検出され、現在、三重県が産廃特措法の支援を得て対策事業を実施している。本稿では、埋立地からの油の拡散及び、不法投棄されたPCB使用電気機器に油が接触したことによる油へのPCB拡散について、これまでに明らかとなったことを報告する。

戻る


(最終更新日:2019/11/09)