第45回全国都市清掃研究・事例発表会 福島県福島市

京都市南部クリーンセンターは令和元年１０月に稼働開始し、ごみ焼却施設にメタン発酵によるバイオガス化施設を併設したコンバインド方式を採用している。当該施設では、家庭などから集められた可燃ごみから選別装置によってメタン発酵に適したごみを選別し、発酵槽に投入している。発酵槽から発生するバイオガスは前処理を実施し、ガスエンジンによる発電に使用している。本稿では、稼働後の実績から得られたコンバインド方式の特性や実態を報告する。