II – 3. 焼却とエネルギー回収
50. ストーカ式焼却炉の燃焼過程の考察と時定数の推定
東京電機大学
ごみ燃焼ボイラのプロセスはごみ燃焼部とボイラ熱伝達部に大別でき、何れも熱容量を持つ1次遅れ系で近似できる。燃焼制御においては系の時定数を把握することが極めて重要である。燃焼部は炉内ごみ量の変動があり、時定数の推定は保有熱量がほぼ一定のボイラ部に比べて難しい。本研究では熱容量系を電気系のRC並列回路に類推し、かつストーカ式焼却炉の燃焼過程を合理的に考察して、これらから燃焼部の時定数を推定した。
(最終更新日:2023/11/17)