II – 3. 焼却とエネルギー回収
58. 京都市東北部クリーンセンターにおける大規模改修工事事例
川崎重工業株式会社
京都市東北部クリーンセンター(350t/日×2炉)は2001年竣工の焼却プラントである。施設の延命化と機器の省エネルギー技術導入や発電能力の向上などCO2削減に資する機能向上を目的に2019年度から2021年度にかけて大規模改修工事を実施した。その際、主灰から金属を容易に回収できるよう、乾式の灰コンベアを導入した。本稿では、工事概要とそのCO2削減効果、乾式の灰コンベアの運用を通じた効果等について報告する。
(最終更新日:2023/11/17)