67. 中高温で使用可能な水蒸気分離膜(オルガノシリカ膜)の開発と廃棄物焼却プラントでの実証
広島大学
従来の高温用と言われている水蒸気分離膜でも120℃が限界であった。これに対して,オルガノシリカ膜は,100~300℃において高い水熱安定性と高い水蒸気選択透過性を示すことを確認した。このオルガノシリカ膜を用いて,160~180℃程度の廃棄物焼却炉排ガスから水蒸気を選択的に回収することにより,水蒸気を物質(水)として回収するだけでなく,水蒸気の有する潜熱を回収することも可能となる。廃棄物焼却施設への適用を目的として、模擬ガスを用いた長期ラボ試験および実稼働中の焼却施設で実排ガスを用いた試験を実施したので報告する。
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(最終更新日:2023/11/17)

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