第45回全国都市清掃研究・事例発表会 福島県福島市

当市が行政代執行で対策工事と維持管理を行っている管理型最終処分場では、一部のガス測定井戸で「CH₄ガスが、発生量は極めて少ないが高濃度に検出される」という現象がある。状況把握のため気圧に着目し調査を行ったところ、井戸内CH₄ガスの濃度変化は気圧変化と連動する可能性が示された。また当市ではこの結果を参考に、ガス濃度測定位置の見直しを行ったが、先立って実施した全国自治体を対象としたアンケート調査では、廃止基準におけるガス濃度の取扱傾向を把握することができた。本報ではその結果も併せて報告する。