第45回全国都市清掃研究・事例発表会 福島県福島市

災害発生後に素早く一次仮置場を開設するために、平時から仮置場候補地の特徴を体系的に整理しておく必要がある。本研究では、仮置場候補地の適性を合理的に評価できるようにすることに向け、仮置場用地の様々な特徴（管理者、形状、広さ等）が、仮置場の開設や運用のどのような課題に影響するかの問題構造を解明することを目的とした。このために、複雑な社会問題の構造化を行う手法であるISM（Imperative Structural Modeling）を行い、複数の課題につながる仮置場用地の要件の存在などを明らかにした。