I-2.運営・管理
36. リサイクルセンターにおけるAI画像処理によるリチウム蓄電池(LIB)出火検知と消火システム
新明和工業株式会社
近年、リチウム蓄電池(LIB)を用いた充電式小型家電の急速な普及により、リサイクルセンターでは、LIBによる小火、火災が年々増加している。 LIBによる出火時の火炎は、従来のガス缶や破砕機内の金属火花等と異なり、炎色反応で赤い色調になる点に着目し、画像処理でLIB由来の出火を識別できるシステムを考案した。 一般的にLIBによる出火は燃焼時間が長く、検出位置から搬送されるため、消火範囲を広く設定する必要がある。LIBによる出火を識別し、消火システムを最適化することで、散水後の清掃等の作業負荷軽減に貢献するものである。
(最終更新日:2025/11/13)

