第47回全国都市清掃研究・事例発表会 愛媛県松山市

計算機の高性能化に伴い、焼却炉内の複雑な流動・燃焼状態を数値計算により把握できるようになってきた。本研究では、ストーカ式汚泥焼却炉における窒素酸化物の排出抑制技術の効果を検証することを目的として、実機規模での運転試験における焼却炉内の流動・燃焼状態を数値解析し、得られた計算結果から窒素酸化物の抑制メカニズムについて詳細に検討した。また、数値解析は実試験における窒素酸化物の排出量の変化を良好に再現しており、その予測が可能であることが示された。