109. 海面最終処分場の内水ポンドでの大気中CO2によるpH低下指標の検討
明星大学
日本の海面最終処分場では、埋め立てられた焼却残渣に含まれる水酸化カルシウムによって保有水の高pH化が問題になっている。 本研究では、大気中の二酸化炭素が水表面に溶け込むことによる炭酸中和作用を利用し、浸出水pHの排出基準を達成する条件の設定方法を検討することを目的とした。 内水ポンドを模擬した実験槽を作成し、pH11付近に調整した人工海水を模擬浸出水とし大気接触中和実験を行った。 水面からの大気中二酸化炭素吸収により、模擬浸出水のpH低減効果が確認され、表面積、容積、滞留時間を指標とした検討を行った。
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(最終更新日:2025/11/13)

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