第47回全国都市清掃研究・事例発表会 愛媛県松山市

湖西市環境センターにおける焼却施設の再稼働と環境に配慮した施設運営について報告する。本事業はPFI事業として業界に先駆けたRO方式（Rehabilitate Operate）を採用し、当社設立の特別目的会社(SPC)が資金調達から改修、23年間の運営を行う。約13年間休止していた焼却施設に改良工事を施し再稼働させ、新設した蒸気タービン発電機で発電し所要電力の約50%を賄う。加えて、汚泥受入棟を新設し、下水・し尿汚泥の混焼を可能とした。本事業を通じて市の財政負担の平準化に貢献するとともに、ごみ処理安定化と環境負荷低減に寄与している。