II-2.資源化処理(コンポスト・メタン化含む)
62. 捕獲鳥獣の低コストな処分法としての生物分解 ~牛糞・木質チップを用いた実証的検討~
内子町
本研究は、鳥獣捕獲後の処分法における埋設・焼却処理に代わる、低コストな材料を用いた生物分解法の適用性を検証する目的で実施した。愛媛県の温暖な気候下で、地域周辺で調達可能な牛糞と木質チップを混合した発酵菌床に捕獲したイノシシを埋設し、常時温度モニタリングと定期的な切り返しを行った。その結果、3週間で個体の大部分は観察されなくなり、良好な減容効果が確認され、本手法が有効な処分方法であることが示された。
(最終更新日:2025/11/13)

