I – 4.性状分析等
24. 廃棄物中の汚物の割合と成分調査
発表者 日立造船(株) 杉村枝里子
今後、日本では高齢化に伴う成人用オムツの使用拡大により、ごみ中のオムツの割合が高くなることが予想される。一方、環整95号におけるごみの分類には紙オムツなどの汚物類の分類がなく、ごみ中にどの程度汚物が含まれているか、また、汚物の組成はわかっていない。そこで、国内3地域で採取したごみを、紙、布、ビニール、合成樹脂、木・竹・ワラ、ちゅう芥、汚物、不燃物、ペットボトル、その他の10種類に分類し、元素成分を測定した。本発表ではその結果について報告する。