II – 2.資源化処理
32. 食品廃棄物エタノール化システムにおける残渣低減に向けての取り組み
発表者 新日鉄住金エンジニアリング(株) 加藤也寸彦
食品廃棄物エタノール化システムにおいては、エタノール化施設を焼却炉と併設することにより、廃液の処理、エタノール化に必要な熱源の供給に加えて発酵残渣の処理を焼却炉に依存していた。そこで今回の研究では、従来20%以上残っていた発酵残渣を効率的に液化する新プロセスの実験を行い、エタノール収率の向上と残渣量を低減できる目処を得たので、その結果を報告する。