トップページ > 日程及びプログラム > 37. もみ殻の完全循環による熱利用と安心・安全なお米の生産

II – 2.資源化処理

37. もみ殻の完全循環による熱利用と安心・安全なお米の生産

発表者  富山県立大学  立田真文

 もみ殻は日本全土で毎年200万トン排出されるものであるが、その利用方法がなく厄介物である。これまでにも、家畜小屋の敷料等として使われてきたが、どれもがもみ殻の安定な仕向け先ではなりえない。我々は自然農法を追及すべく、元々もみ殻に含まれているシリカをそっくりそのまま圃場に還すことを目的としこれまで試験を行ってきた。もみ殻の成分をそのまま圃場に還元することは、土のバランスを崩すことなく必要なものだけを供給できることになり1)、自然農法につながり、安全・安心な米生産ができることになる。

戻る


(最終更新日:2012/12/12)