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II – 2.資源化処理

38. 造粒乾燥方式による下水汚泥固形燃料化技術の開発

発表者  新日鉄住金エンジニアリング(株)  田中寿史

 近年、地球温暖化対策及び再生可能エネルギー有効利用の観点から、下水汚泥を「固形燃料化」する自治体が急増しており、FIT制度導入により更なる活況が予想される。当社では、下水汚泥の有する熱量を損なうことなく、取扱いに優れた固形燃料を製造する「造粒乾燥システム」を開発し、下水道事業団との共同研究(北九州市)を経て、H20に国内初の実機プラントを納入(山形県新庄市)した。本発表では、システムの概要及び開発技術を説明すると共に、現在取組中の放射能汚染汚泥の減容化に関する事例(福島市)についても紹介する。

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(最終更新日:2012/12/12)