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II – 4.焼却と二次公害対策

58. 励起アンモニアによる低温無触媒脱硝法の開発

発表者  (株)アクトリー  増井芽

 窒素酸化物の厳しい濃度規制が地域協定等で実施されるようになり、脱硝設備の設置が必要となってきている。選択的触媒脱硝法は設備コスト、維持管理コスト、性能維持のための排ガス再加熱等の課題がある。一方、無触媒脱硝法は、850-1175℃の反応温度が必要である。そこで、無触媒で反応領域を低温側に拡大する技術の検討を行なった。大気圧プラズマあるいはエキシマランプでアンモニアを励起し、それを燃焼排ガスに吹き込むと、反応領域が低温側に150-200℃拡大することを見出した。

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(最終更新日:2012/12/12)