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II – 5.埋立処分

73. 焼却飛灰に含有するカルシウム処理の全体最適化に関する研究

発表者  岐阜市  高橋知克

 最終処分場浸出水に含まれる高濃度のカルシウムは、水処理施設内の設備や放流先配管でスケール障害を引き起こす。このため、一般的には水処理施設で炭酸ソーダを添加し、凝集沈殿処理が行われている。しかし、本処理法は大量に発生するカルシウム汚泥の処理に係る費用面及び作業面での負担が大きい。そこで本研究では、最終処分場へ埋め立てる前の飛灰固化処理等の段階で炭酸ソーダを飛灰へ添加することにより、水処理施設における負担の軽減が可能になると考え、その効果を確認するための実験を行うとともに、費用便益について検討した。

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(最終更新日:2012/12/12)