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II – 5.埋立処分

77. 焼却残渣の土壌還元化への有機資材の適用方法に関する研究(その5)~覆土利用における堆肥のBOD成分量が土壌還元化に与える影響~

発表者  福岡大学大学院  立藤綾子

 本研究では、最終処分場の最終目標である土壌還元状態への安定化を生物が生育できる土壌用物質に焼却残渣を改変することと位置づけ、土壌還元化を促進させる方法として微生物の餌となる有機物の埋立層への添加に着目し、その有効性の検討を行っている。これまで、有機物の添加が焼却残渣の土壌還元化の第一段階である中性化に効果があることを明らかにした。本報告では微生物の餌であるBODの含有量が異なる堆肥を用いて、BOD含有量の違いが中性化に及ぼす影響について検討した。その結果BOD含有量の多い槽の中性化が進行していた。

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(最終更新日:2012/12/12)