II – 5.埋立処分
78. 安定化から見た管理型最終処分場の内部性状に関する研究
発表者 埼玉県環境科学国際センター 磯部友護
管理型最終処分場では、焼却灰や不燃処理残さといった無機化した廃棄物の埋立割合が増加しており、焼却灰の固結化による通気/通水性の低下や、重金属類の蓄積などによる安定化への影響が懸念されている。そこで本研究では、埋立履歴の明らかな管理型処分場において、ボーリング調査と表面掘削調査を行い深度別に採取したコア試料や固結化した焼却灰の物理的・化学的性状の分析、掘削孔内のモニタリグ、比抵抗探査による地中の面的な比抵抗分布を調査し、埋立廃棄物の性状が安定化に与える影響の評価を行った。