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IV 産業廃棄物

86. 産業廃棄物破砕選別施設で生じる篩下残さのリサイクルと安全性評価

発表者  日本工業大学  深井康功

 日本の建設廃棄物の総排出量は1年間に約7,364万トン(平成21年)である。これらは建設リサイクル法(平成12年設立)により再資源化が義務付けられた。建設混合廃棄物は破砕選別施設で再資源物や安定型あるいは管理型産業廃棄物に分別される。この際に生じる残さ(篩下残さ)は、廃棄物の種類が特定できないため、熱しゃく減量を測定して5%を超えるものは管理型産業廃棄物として処理される。その量は年間約748万トンに及び、この処理に苦慮している。この篩下残さを有効利用するため、埋め立て資材や中間覆土資材としての可能性を検討する。

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(最終更新日:2012/12/12)