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V 放射性物質に汚染された廃棄物

97. FRP船の放射線量の現場計測評価について

発表者  (独)国立環境研究所  滝上英孝

 東日本大震災の後、福島県沿岸部に残置されている廃船舶の放射能及び残置場所の環境放射能を多点測定し、線量分布の可視化に努めた。さらに適切な廃船舶を選定し、船舶に堆積する支障物(土砂、溜り水)の除去、及びFRP船部材表面等に付着していると考えられる放射性物質の洗浄除去を試みて、除去前後のFRP船の放射線量の変化について調べた。また、一部の廃船舶部材等は採取の上、放射能の定量を行った。以上を踏まえて、廃船舶及び残置場所の放射能を総合的に評価し、廃棄物処理(広域処理)の可能性について検証を試みた。

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(最終更新日:2012/12/12)