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V 放射性物質に汚染された廃棄物

102. Cs、Srとセメントとの相互作用およびコンクリート中での移動シミュレーション

発表者  (独)国立環境研究所  山田一夫

 放射性CsとSrが福島第一原子力発電所から放出され、これらを安定処分することが求められている。半減期が30年程度の137Csと90Srが可溶性塩として含まれている焼却飛灰をコンクリートで封じ込めることを考えると、コンクリート中での100年オーダーでの挙動予測が必要となる。予備的検討として、測定が容易な高濃度の安定同位体を用いた浸漬実験から、EPMAにより浸透深さを測定し、簡易な拡散モデルを用いこれらの元素のセメント硬化体中での浸透シミュレーションを試みた。

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(最終更新日:2012/12/12)