Ⅵ 災害廃棄物
112. 大津波により発生した海洋廃棄物がもたらす二次被害について
発表者 鳥取環境大学 佐藤伸
昨年3月の東日本大震災で発生した大量の震災廃棄物が津波によって太平洋に流出し、日本や世界各地の海岸に漂着して、人々の脅威となっているニュースが相次いで報告されている。本研究では津波ごみがもたらす二次被害について、その実態を調査するとともに、二次被害を最小限に食い止めるための方策について検討、提案することを目的としている。今回の発表ではこれまでに東北、北海道の太平洋沿岸を中心に、海岸の状況調査と自治体への聞き取り調査を通じて得られた内容について報告する。