II – 2.資源化処理
43.第二世代バイオディーゼル燃料化技術の開発
発表者 (株)タクマ 佐藤和宏
京都市殿と(公財)京都高度技術研究所殿を主体とした「第二世代バイオディーゼル燃料化技術」の研究開発事業について報告する。本技術は接触分解法を用いて廃食油を燃料化する従来の技術に、水素化処理を組み合わせることにより、より高品質のバイオ軽油燃料を製造し、新型車両利用における適合性を確保することを目的の一つとしている。本事業は環境省「地球温暖化対策技術開発・実証研究事業」の採択を受けており、初年度の平成24年度は燃料製造に関する基礎試験を行い、反応特性や燃料品質を確認した。