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II – 2.資源化処理

48.塩析剤を用いたアルカリ触媒法BDF洗浄廃水の処理法について

発表者  三重大学  加藤進

 BDF洗浄廃水は装置が水濁法の特定施設外であり、廃水が放流されることがしばしばあり、地域住民とのトラブルが発生している。塩化カルシウムを基本組成にした塩析剤によってアルカリ触媒法でBDFを製造する際に発生する洗浄廃水のエマルジョンと水層を完全に分離できることを発見した。塩析操作の最適条件は塩析剤濃度600g/L、塩析剤組成:CaCl2+AlCl3=80:20wt%)、添加量:0.5ml/100ml(廃水)、塩析保存時間:24時間であった。廃水処理法としての可能性を報告する。

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(最終更新日:2014/01/06)