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II – 3.熱回収・灰溶融・焼成

57.高温ガス化直接溶融炉におけるごみ固形化バイオコークス使用によるコークス使用量削減

発表者  JFEエンジニアリング(株)  奥山契一

 当社の高温ガス化直接溶融炉は、廃棄物をガス化するとともに、コークスを使用し灰分を溶融させるため、多様な廃棄物に対応できる。この実機において、一般ごみを加熱成型した燃料(バイオコークス)を使用することによりコークス使用量を削減する試験を実施した。この結果、バイオコークスは揮発分を保持したまま炉下部に到達し、廃棄物灰分の溶融に有効に利用できることが示された。コークスは等価熱量のバイオコークスで代替可能であった。コークスの削減率は35%に到達し、廃棄物を利用したコークス削減が可能であることを実証した。

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(最終更新日:2014/01/06)