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II – 3.熱回収・灰溶融・焼成

59.高温空気燃焼技術を適用したストーカ式焼却炉の性能向上

発表者  JFEエンジニアリング(株)  中山剛

 ストーカ式焼却炉の性能向上を目的に、焼却炉の炉頂より高温空気、排ガス再循環ガスを供給する燃焼方式を考案した。実証試験により空気比1.3程度の低空気比条件において、低NOx、低COの運転が可能であることが確認できた。実機導入した際の廃棄物焼却施設全体に及ぼす効果としては、低NOxの達成により触媒脱硝設備が不要になるため、省コスト、省スペースが図れるとともに、排ガス再加熱用の蒸気も不要となり、発電効率の向上が期待できる。

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(最終更新日:2014/01/06)