トップページ > 日程及びプログラム > 64.並行流焼却炉における低空気比運転ならびに無触媒脱硝適用事例

II – 4.焼却と二次公害対策

64.並行流焼却炉における低空気比運転ならびに無触媒脱硝適用事例

発表者  川崎重工業(株)  長谷川敬

 当社は並行流焼却炉などを特徴とする、次世代型ストーカ式焼却炉「カワサキ・アドバンストストーカシステム」を上市している。今回、更なる性能向上のため、実炉において焼却炉出口O2濃度を測定し、これにあわせて燃焼用空気流量を制御する運転を行った結果、排ガス中O2濃度の変動が減少し、従来より低空気比でも安定して運転が出来た。さらに、無触媒脱硝技術の適用により、アンモニア当量比0.6~1.2の範囲で、NOx除去率55~70%が可能であることが確認できた。これらの事例について報告する。

戻る


(最終更新日:2014/01/06)