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II – 5.埋立処分

76.大規模埋立実験槽の安定化に関する研究

発表者  埼玉県環境科学国際センター  磯部友護

 著者らは2005年より中間処理残渣を主体とした廃棄物を用いて大型の埋立実験槽を建設し、浸出水等の長期モニタリングを実施しているが、長期間経過し浸出水の水質変動が小さくなったことを確認している。そこで本研究では、埋立実験層における埋立廃棄物の状況を把握することを目的とし、実験層内でのボーリングコアの分析と比抵抗トモグラフィを行った。その結果、イオン類の溶出濃度の低下や見かけ比抵抗値の上昇が見られ、安定化が十分に進行していることが明らかとなった。

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(最終更新日:2014/01/06)