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III し尿・排水・資源化処理

87.し尿処理施設における効率の良いリン回収技術の開発

発表者  アタカ大機(株)  舩石圭介

 近年、汚泥再生処理センターに搬入されるし尿などから高品質のヒドロキシアパタイト(HAP)が回収され、肥料として有効利用されている。しかし、従来のHAP法は、施設に搬入されるし尿などに含まれるリンに対して、生物処理水に含まれるリンの一部を回収対象としていた。そこで本研究では、従来法よりリン回収量が多く、かつ汚泥発生量が少ない技術として、余剰汚泥に含まれるリンを溶出するアルカリ可溶化技術および晶析工程を二段階設けた高度リン回収技術を組み合わせた高効率リン回収システムを開発した。

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(最終更新日:2014/01/06)