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IV 産業廃棄物

94.廃石膏ボード埋立における硫化水素ガスの発生と固定について

発表者  日本工業大学大学院  石井淳

 廃石膏ボード類は通常埋立処分され、埋立地や不法投棄現場において高濃度の硫化水素ガスの発生原因とされている。著者らは、これらのガスの発生を防止するために、鉄材などにより硫化水素を固定する手法を取ってきた。しかし、石膏ボードの有機物源と硫酸源による硫化水素ガスの発生を抑制するための基本データを得るために、今回は最終処分場から採取した汚泥と石膏ボードの原料である石膏、糊、厚紙を嫌気性培養し、硫酸塩還元菌とこれらの原料との反応により発生する硫化水素ガスの気層中への放出量を解析・評価した。

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(最終更新日:2014/01/06)