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V 放射性物質に汚染された廃棄物

109.リグニン誘導体のセシウム吸着特性に関する基礎研究

発表者  九州大学工学府  李雪

 東日本大震災による福島第一原子力発電所事故により、環境中に飛散した放射性セシウムを除去する方法が緊急の課題となって いる。現在、懸念されているのはCs(137Cs, 134Cs)による放射能が主であり、放射性 Cs の分離・除去用の吸着剤が重要な役割を担っている。そこで、本研究では、植物中に多量に含まれる高分子であるリグニンを原料としてリグニン誘導体を製造し、その吸着特性を用いてCs吸着の検討 を行い、Cs吸着に優れたり新規吸着材を検索することを目的とした。

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(最終更新日:2014/01/06)