Ⅵ 災害廃棄物
118.災害廃棄物処理向け仮設焼却炉の運転実績
発表者 (株)プランテック 岸田一幸
平成24年10月に宮城県南三陸町に災害廃棄物処理用の竪型ストーカ式仮設焼却炉の性能試験を行い、約1年間災害廃棄物を焼却処理してきた。本焼却炉は空気比0.4程度の1次燃焼空気を一定量供給して運転するもので、雨が浸み込んだ水分の多い廃棄物から瓦礫の多い廃棄物まで多様な廃棄物を処理してきたが、立ち上げ以外、助燃することなく熱灼減量は保証値をはるかに下回り、一酸化炭素濃度も10ppmを越えるピークは数える程であった。