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Ⅵ 災害廃棄物

123.災害廃棄物処理残さにおける木くず含有量の判定に関する一考察

発表者  (独)国立環境研究所  遠藤和人

 東日本大震災の災害廃棄物処理における二次処理残さ(ふるい下)を復興資材として使用する際、有機物含有量の指標として強熱減量が用いられる場合が多い。対象となる有機物は木くずであるが、強熱減量で求められた質量減少率には、結晶水や吸着水、カルシウム系の結晶等が含まれるため、実際の木くず含有量よりも大きく見積もられる傾向がある。そこで、手選別による組成分析結果と示差熱分析、200~400℃の強熱試験等の比較を行うことで、木くず含有量を推定する分析方法について検討した。

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(最終更新日:2014/01/06)