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Ⅵ 災害廃棄物

125.震災廃棄物セメント資源化処理について

発表者  太平洋セメント(株)  志田勉

 先の大震災によって弊社大船渡工場も施設の7割が被災した。同年6月には被災を免れたセメントキルンを活用して岩手県内の災害廃棄物焼却処理を開始。一方、セメント製品を製造する必要もあったことから、被災した設備を早急に復旧させ、セメント製造を再開、その課程で災害廃棄物を処理している。ただし、津波による災害廃棄物は海水の塩分を含んでいるため、除塩設備を設置しセメント資源化システムを構築した。また、除塩設備を活用した土工資材化処理を行い、24~25年度で80万トンの処理を進行中である。

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(最終更新日:2014/01/06)