II – 2.資源化処理(コンポスト・メタン化含む)
47.家畜ふん尿由来水素の地産地消型サプライチェーンの研究
発表者 鹿島建設(株) 八村 幸一
道内の送電線容量が不足しているため、FITが活用できない地域では、バイオガス利用に苦慮しており、バイオガス化施設の導入が停滞する事態となっている。本研究では、この課題解決のための一つの方策として、バイオガスから水素を製造して利活用することを想定した水素サプライチェーンについて2つのモデル(地産地消型モデルと地域利用型モデル)を設定し研究を行った。その結果、水素需要に課題はあるものの地産地消型モデルの方が事業として成立する可能性があることが分かった。