II – 2.資源化処理(コンポスト・メタン化含む)

50.西海市炭化センターのエネルギー回収について

発表者  川崎重工業(株)   清水 正也

 西海市炭化センターは、長崎県西海市に 2015年 6月末に引き渡し、 7月より運営を開始し現在まで順調に稼働している。本施設は、同市内で発生する一般廃棄物・汚泥などを、低い環境負荷で炭化燃料を製造する。その炭化燃料は、民間の発電施設で石炭混焼燃料として有効利用するという国内初の取組みである。本稿では、エネルギー回収や熱利用が難しい廃棄物系バイオマス資源を小規模施設でもエネルギー利用可能な形にする炭化燃料化施設のエネルギー回収について、有効利用先を含めた形で報告する。

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(最終更新日:2017/10/31)