II – 3.熱回収(焼却・ガス化溶融)・灰溶融・焼成等

53.廃木材を燃料とした熱利用モデルの検証

発表者  (株)日本リサイクルマネジメント  齋藤 弘道

 コンビナートなど蒸気ラインが整備された工業地域を対象とした、 “地域から発生する廃木材(木質バイオマス)の熱利用モデル ”を検証した。モデルは、建築廃材や剪定枝などの廃木材を破砕・選別して得た木質チップを燃料として、ボイラで製造した蒸気を既設蒸気ラインに接続することにより、従来の蒸気製造設備(発電所など)とともに複数の工場に蒸気を供給するもの。安価な蒸気を安定供給するとともに、地域の廃棄物減量と化石燃料由来 CO2排出量の削減に貢献する。

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(最終更新日:2017/10/31)