II – 3.熱回収(焼却・ガス化溶融)・灰溶融・焼成等

56.ガス化溶融炉における発電量制御

発表者  (株)神鋼環境ソリューション  伊藤 正

 ごみ焼却施設においては、ごみの有するエネルギーを有効利用することが強く求められている。一方、発電を実施しているごみ焼却施設は多数あるが、発電量や送電量を積極的にコントロールするにはいたっていない。当社においては、流動床式ガス化溶融炉の安定運転を図るため、給じん外乱の影響を抑制でき、むだ時間と操作量の干渉に有効なモデル予測制御を適用してきた。ここでは本制御を適用した発電量制御の現況について報告する。

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(最終更新日:2017/10/31)