II – 3.熱回収(焼却・ガス化溶融)・灰溶融・焼成等

62.流動床式焼却炉における高温高効率型廃熱ボイラスーパーヒータ材料の耐食性評価

発表者  (株 )神鋼環境ソリューション  谷田 克義

 廃棄物発電の高効率化にはボイラ蒸気条件の高温高圧化が効果的である。当社は現在標準的なボイラ蒸気温度である 400℃を超える 450℃を想定した条件で流動床式ガス化溶融炉の水平煙道型廃熱ボイラにおいて約 18ヶ月間のスーパーヒータ材料の耐食性評価を行い、蒸気温度 450℃が採用可能であることを示した。本報では、流動床式焼却炉の垂直煙道型廃熱ボイラにおける蒸気温度 450℃の採用可能性を探る目的で実施した SUS310Sスーパーヒータ材の耐食性評価試験結果を報告する。

戻る


(最終更新日:2017/10/31)