II – 3.熱回収(焼却・ガス化溶融)・灰溶融・焼成等

64.都市ごみ焼却炉ボイラーの放射伝熱室における水噴射クリーニングシステム実証試験

発表者  JFEエンジニアリング(株)  武山 陽平

 都市ごみ焼却炉ボイラーの放射伝熱室はボイラー運転中の清掃が困難であり、運転時間の経過に伴い伝熱面上のダスト付着量が増加する。その結果、放射伝熱室における熱回収量が減少し、後段の対流伝熱室入口のガス温度が上昇してボイラーの熱回収効率が低下するなどの課題があった。このため、ボイラー運転中に放射伝熱室を清掃可能な「水噴射クリーニングシステム」の実証試験を国内工場にて実施し、対流伝熱室入口ガス温度の上昇を抑制する効果を確認した。この運転状況について報告する。

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(最終更新日:2017/10/31)