II – 3.熱回収(焼却・ガス化溶融)・灰溶融・焼成等

65.低圧給水加熱器の材質及び制御変更による効果について

発表者  横浜市資源循環局  高橋 宏誌

 低圧給水加熱器は脱気器へ送る水を加熱する装置で、脱気器の熱効率を高め使用蒸気量を低減させ、発電電力増加に寄与している。タービン発電量増加を目的として様々な施策をする中で、排気圧力を低下させ電力量の増加に臨んだが、加熱器管上部のドレン飛沫でエロージョンを引き起こし、加熱器管が破孔してしまった。対策を講じると共に排気圧力を維持し、発電電力確保のために管束の材質の変更と制御方法の変更により、脱気器使用蒸気量を低減させ、その結果、タービン発電電力量を増加させた。

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(最終更新日:2017/10/31)