II – 4.焼却と公害対策(環境負荷の低減)

72.集じん灰再循環システムによる消石灰使用量の削減

発表者  日立造船(株)  加藤 睦史

 消石灰を用いた集じん灰再循環システムによる薬剤使用量の低減効果を検討するため、桐生市清掃センターのバグフィルタに集じん灰再循環装置を設置し、煙突入口での HClおよび SOx濃度 10ppm、 20ppm、50ppm保証を想定した運転を行った。本システムにより、 2~ 4割の消石灰削減効果を得られることが確認できた。さらに本システムを長期にわたって運転し、煙突入口 HClと SOx濃度 10ppm保証を満足できることも確認した。

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(最終更新日:2017/10/31)