II – 5.埋立処分
82.浸出水 Ca2+濃度予測手法の開発に関する研究
発表者 福岡大学 為,田 一雄
最終処分場の計画設計において浸出水原水水質設定は重要であるにもかかわらず、科学的根拠に欠けている。特に Cl–濃度の設定は他都市の先例に基づき設定しているのが実情である。これまでの研究により、浸出水中の Cl–濃度原水水質設定に際し、処分場セルモデルでの検討を行い、埋立焼却残渣中 Cl含有量及び埋立工法により Cl–濃度原水水質予測が可能であることが確認できた。今回は、同様の手法を用い浸出水中の Ca2+濃度原水水質設定を行い結果が得られたので報告する。