II – 5.埋立処分

83.最終処分場周辺地下水モニタリンング方法に関する研究 ~水質悪化要因の特定方法~

発表者  福岡大学大学院  立藤 綾子

 現在、最終処分場浸出水の漏水検知項目として塩化物イオンや EC等が用いられているが、塩類は道路凍結防止剤、土壌改良剤等に多量に使用されており、立地や跡地利用等の条件によっては、浸出水以外の原因によって地下水中の塩類濃度の上昇が起きる可能性がある。本研究では、浸出水以外による影響要因を特定する項目としてヘキサダイヤグラムに注目し、その有効性について検討した。その結果、上記漏水検知項目の月変化に加えて通常時と上昇時におけるヘキサダイヤグラムの比較から、要因を特定できることを明らかにした。

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(最終更新日:2017/10/31)