II – 5.埋立処分
85.エコファンの稼働時間が浸出水の浄化に及ぼす影響に関する研究
発表者 福岡大学 吉村 之仁
筆者らが開発した「 ECO-FAN」の埋立地浸出水処理装置としての有用性について検討を行っている。これまでに、日本の平均風速( 2.9m/s)による連続運転における水質浄化効果については検証済みである。本研究では、無風下における ECO-FANの停止が水質浄化に与える影響を明らかにすることを目的として回転時間(停止時間)を 3, 6, 12時間と変化させて水質の変化を調査した。その結果、 1日に 3時間、平均風速での回転数である 30rpmでの稼働がなされることで浸出水の浄化が可能であることが示唆された。