II – 5.埋立処分

86.積雪寒冷地の準好気性廃棄物処分場で発生する埋立ガス成分及び温度に関する調査事例

発表者  室蘭工業大学  吉田 英樹

 積雪寒冷地の準好気性廃棄物処分場において、ガス抜き管内の埋立ガス成分及び温度について、約 10年間現場計測を行い、準好気性構造による空気の流動及び埋立ガスの流れについて考察した結果を報告する。準好気性構造の特徴である好気性反応による顕著な温度上昇( 40度以上)と反応生成ガスである炭酸ガスが観測された。しかしながら、メタンガスも検出され、内部が部分的に嫌気性になっており、その原因としてガス抜き管が目詰まりを起こしたためと推定された。

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(最終更新日:2017/10/31)