V – 1.災害廃棄物処理計画

116.ドローン(無人航空機)を用いた災害廃棄物発生量把握についての事例紹介

発表者  応用地質(株)  花嶋 孝生

 災害廃棄物処理実行計画策定には仮置場内の災害廃棄物量を迅速にかつ的確に計測する必要がある。今回、熊本県阿蘇郡西原村で発生した災害廃棄物量の把握を目的として、仮置場をドローンにて空撮、 3次元化ソフトウェアにより災害廃棄物の 3次元モデル化、体積の試算を行った。また、平板測量での体積測定を実施し、 3次元モデル試算値との比較を行った。結果、 3次元モデルは平板測量に対して 5%程度の誤差で体積把握が可能であり、廃棄物量把握の迅速性において、ドローンによる空撮が有効であることが判明したので、実施事例を紹介する。

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(最終更新日:2017/10/31)